複業の契約が半年間継続したのでやっていることをまとめる

概要

複業(副業)の契約が半年間継続しているので感想やTipsをまとめる。

案件獲得

スカウトサイトで単価と得意領域を提示。
スカウトが入るので話をすり合わせて契約する。
エージェントはなし。

勤務形態

契約方法の違いを確認し、準委任契約で契約。
契約時は契約書をよく読むこと。(契約書を読んで請負から準委任に変えていただいた。)

勤務時間、勤務ペース

昨今の自粛により時間が浮いてしまったため、その分を副業に当てている。
副業開始当初は土日に稼働していたが、疲れの蓄積や曜日感覚が狂うので週1は必ずフリーの日を設けるようにしている。
本業で重たい仕事が終わった後に副業すると頭が働かないので、平日は朝に稼働する。

担当範囲

チーム構成は6人程度のチーム
担当範囲は設計、クラウドインフラ構築、CI/CD構築、モニタリング構築、バックエンド実装、フロントエンド実装、技術調査など
使っている技術はReact,TypeScript,Go,Terraform,AWSなど

Tips

タスクの認識合わせ

日中は本業をしているので、非同期主体のコミュニケーションになる。 細かく認識合わせを行い、認識齟齬の防止、期待値のすり合わせをおこなう。
タスクを進める前に

  • なぜやるか?
  • 完了定義
  • 成果物

を書いて認識齟齬がないようにする。

わからないところ、認識を合わせたい所があれば、チケット上やPRなどオープンな場所でコミュニケーションする。

期待値の共有

  • どういう経験を積んできたか
  • どのような価値を提供できるか
  • どういう仕事にモチベーションがあるか
    を共有する。

稼働時間のズレ

副業参加なので他メンバーとの稼働時間の量、稼働のタイミングでズレがでてくる。
そのため、同期的な作業が必要なタスクよりは単独で進められるタスクのほうがやりやすく感じた。
わからない所があればオープンな場所で非同期コミュニケーションを取る。
話が込み入りそうなときは必要に応じて口頭のコミュニケーションを選択。

業務の改善提案

ここはやりやすかった、ここはやりにくかったのでこうしたい、などを提案しながら進める。

ドキュメント整備

少数のチームなので担当した範囲で今後も参照される箇所はドキュメント化する。

未経験の技術について

未経験の業務を担当する場合は負荷が増えることを事前に意識し、生活を調整する。
キャッチアップ方法は下記の流れでやることが多い。 https://mzqvis6akmakplpmcjx3.hatenablog.com/entry/2021/01/19/180025

健康

散歩、入浴、ストレッチ、筋トレはやっておく。
整体を開拓中。

その他感想

副業の目的を明確にする

何のために副業をやるのか、スキルアップなのか収入を増やしたいのか優先順位を明確にする。

開発規模の違い

本業が大規模開発なので開発規模の違いが勉強になった。
求められる性能、可用性、開発フローなどが異なるため、要件にあったものを提案する。

依存先が分散する

金銭面、評価面で依存先が分散するので、固執することなく俯瞰して仕事できる。

サイクルを回す

本業で学んだことを複業で活かし、複業で学んだことを本業で活かすことで仕事の理解が深まる。

まとめ

契約書をよく読み、自分の望む形態で契約する。
こまめに適切な手段でコミュニケーションする。
成果の認識を合わせ、成果を出す。